スペーシア H31(2019)/9 MK53S
2020.05.07
2020.05.07
左の側面の損傷ですが、フロントドア、リヤドア、リヤフェンダ、センターピラー、リヤバンパーなどが主な修理箇所です。
ドアは前後ともに交換。リヤフェンダも折れがきつく仕上がりを考えると交換が必要と考えます。
リアバンパーは、損傷が小さいため部品価格によって、修理か交換とします。
リヤフェンダの損傷は、やはりきついですね。。。
鈑金で直せなくはないですが、保険修理ですしホイールアーチ部の室内側の段々部を修理するには品質が保てない可能性があるため交換することにします。
センターピラー部は何とか元の形に整形し、リヤフェンダもカットした部品を溶接しインナー部を塗装します。
ドアを開けなければ見えないところですが、修理の形跡をできる限り残さないようにしっかりと下地処理をした後、塗装をしていきます。
新品ドアパネルは、色も何も付属してきませんので、パネルの裏表を必ず塗装しなくてはなりません。
中古の場合、同色であれば表の補修を伴う作業が多少発生しても裏は塗らずに表だけ塗装すればよいので、そういった面でも費用を抑えたい時にはお勧めです。
ただし、別色の中古になってしまうと結果的に裏も塗装しなくてはならなくなりその場合、新品の方が表面の補修などが必要なくなりコスト的にも仕上がり的にも有利になる場合があります。
各作業個所の仕上がりチェックや塗装肌のチェックなどご納車できるレベルにあるか確認をしていきます。
作業途中にも各々仕上がりチェックをし、手直しが必要な個所があればその時点で手を打っていきますので、完成近くにおいては、全体的な仕上がりを特に確認していきます。
全体的な写真を撮り損ねてしまい少々わかりづらいですが、完成しますと何事もなかったように元通りです。
ご納車に向けては、修理箇所以外の周辺部の小傷取りのための磨きや飛び石などによる小傷などにはタッチアップペイントなどで、少しでもきれいな状態でオーナー様にお返しできるよう気を付けるようにしております。
保険修理やできるだけコストを抑えたい自費修理などお客様のご要望にお応えしてベストな修理方法をご提案させていただきます。
困ったときには、お気軽にご相談願います。