X1 E84
2016.06.27
2016.06.27
塗料の密着性を良くするために塗装前にサフェーサーを塗布しますが、その作業中にも細かな巣穴が見つかる場合には、リペアしていきます。
塗装前の工程でほぼ最終の仕上げ品質が決まってきますので、鈑金担当、塗装担当ともに気を抜くことはできません。
通常、バンパーやドアパネルなどの修理の場合、最終品質のことだけを考えますと各部品の際から際までしっかり色又はクリアを入れていくのが間違いがないのですが、ご予算的にどうしてもお安くなどという場合には、部分塗装という手段もあります。
部品の形状や箇所、車種によっては、ボカシ塗装のできない箇所もありますが、バンパーなどの端の方ですと何とかできることが多いのでご相談してみてください。
ただし、ボカシ塗装は、部品の一部だけを塗装しますので品質的には恒久的な捉え方ができないということも予めリスクとしてご理解をしていただいていた方が良いです。
塗装後は、最終研磨に向けてまずは、塗装時に載ってしまったゴミや新車の塗装肌に近づけるために肌落としを行います。
状況によって、機械を使ったり、人手によったりと作業方法を選択していきます。
肌落としに使用しておりますいわゆるペーパーヤスリのようなものです。
ただし、市販されているような800番や1000番よりももっと細かい2000番や3000番のものを使用します。
荒削りの2000番から磨き前の仕上げ3000番などと目を細かくしていきながら作業を進めていきます。
磨き工程にもやはり番手の違う何種類かのコンパウンドを使用し、最終的に目指す品質に向けて磨き上げていきます。
使用するバフもウールやスポンジなど各仕上げ工程に適したものを使用していきます。
最終仕上げ工程を完了しますとご覧のように何事もなかったように完成です。
今回は、リヤバンパーの形状がうまく塗装を切れる形でしたのでボカシ塗装でも比較的品質においてもリスクの少ない形が取れました。
ボディ色が濃色系なので、最終の磨き作業は面積は狭くとも非常に手間の掛かる作業です。
ディーラーさんなどでは、交換を勧められてしまうような案件でもまずは、一度ご相談願います。
私どもが持っている知識と経験で、できる限りのアドバイスと作業方法をご提案させていただきます。
作業中は、無料代車のご提供も行っておりますのでお気軽にご相談願います。
遠慮なくお気軽にご連絡願います!!