AD 平成26年式 / VY12
2015.08.30
2015.08.30
凹みの大きさ、深さともに結構重症です。
そこで考えるのが、使用用途や車種、ご予算です。
ご家庭のオーナーカーでしたらやはり綺麗に乗りたい、しっかり直した
いということでクォーターは交換という選択肢が高まります。
ただし、クォーター交換は将来的な車両価値を下げてしまうこともある
ためその辺はオーナーさんとのご相談の上、修理方針を決めていきます。
今回は、業務用車両ということでそれほど品質にはこだわらないという
ことで、鈑金での修理方針となりました。
言葉では簡単なのですが、本来交換しなくてはならないパネルの鈑金で
すので、それなりの時間が掛かります。
鈑金修理が完了しますと次は塗装工程。
車両の車色はソリッドの白ですので、ご予算なども考えてブロック塗装です。
パールやメタリックの場合には、どうしても色味が合わないなどの理由
で、隣接パネルもボカシ塗装という技術でもう少し広い範囲を実際には
塗装します。
塗装乾燥後、磨き、組み付け作業です。
今回は、バンパーとテールレンズは交換をし、クォーターパネルはなん
とか鈑金にて修理完了です。
仕上がりとしては、十分な品質でお客様にも大変喜んでいただけました。
修理完了しますと納車です。
納車前には、内外装ともに洗車及びクリーニングです。
綺麗な状態にしてお納めするのも私達の責務です。
これからも永くお乗りいただけるよう少しでもお力になれればと思います。