ステージア 260RS オーテックVer. 平成10年式/WGNC34改
2014.11.03
2014.11.03
表面上は、下からのサビが塗装上面を浮き上がらせてサビの進行を予想させますが、実際に作業をしておりますと予想を上回って深くまで進行していることが間々あります。
少しでも残しておくと結果的に再度サビが発生し、長い目で見ると再施工の可能性を残すことになりますので、しっかりと見極めを行います。
結果的にパネルを切り取り、新たに鉄板の溶接によって、修理箇所の復元に当たることとしました。
修理方法としては、ストラット部分の交換という選択肢もあるのですが、そうなりますとかなりの大作業になり、オーナー様のご予算やお時間など負担も大きくなるためご相談の上、切り接ぎによる修理方法を選択しました。
できるだけ仕上がりの状態を考え、また、修復前の形状や強度を考えて型取りを行っていきますが、この辺は作業者のセンスにも左右されるところですので、やはり経験が最も大事になってきます。
ストラット上面の鈑金作業とともに当然裏側の処理も必要になってきます。
切ったり、削ったり、溶接したりとそれだけでサビの発生原因になりますので、見えない所にも気を使っていきます。
リヤバンパー、アンダーエアロの修理に関しましては、割愛させていただきましたが全体の作業が完了しますと洗車、ルークリ、最終チェックを実施してご納車準備完了となります。
修理方法の選択については、定石はあるものの千差万別、その状態、状況、お客様のご意向などなど様々な要因からどうしたら良いか?ということを私共は常日頃から考えております。
ご不安なことや心配なこと、気にしていること、何でも構いません。
とりあえずお話し合うところから全てが始まります。
まずは、ご相談下さい!