バネット トラック 18年式 SK82
2014.10.23
2014.10.23
まずは損傷部の確認とバラシ作業をすすめながら、予算を抑える為にも
リサイクルパーツを検索したりして、お見積りをしていきます。
ドアやゲートの交換はそこまで大変ではありませんが、フロントピラー
等のボディのパネルを修理するのはかなり時間がかかってしまします。
バックパネルにも損傷があり、リヤガラスも割れてしまっています。
損傷が大きい修理ですが、さらにネックなのが赤錆です。
錆びてる部分を入念に削り落として、パテはもちろんですが
防錆剤や防腐剤などを使用しながら修理していきます。
パーツはこのように吊り下げてサフェーサーや塗装をします。
専用ブースにて塗装する為、仕上がりは安心できます。
ただし季節の変わり目での温度管理は慎重に設定しないと、
綺麗に塗り終わっても乾燥後、タレてしまっている場合があります。
表側の塗装は裏側より神経を使うのはもちろんですが、
突起物や奥まっている部分は腕のみせどころです。
ちなみに赤・青・黄色等の単色は非常に染まりにくいです。
その場合は本塗りの前にベースカラーで下地塗装をして
染まりやすくするやり方をします。
この角度から見ると新車みたいになりました。
仕事用のトラックですのでまた、バリバリ稼いでいただきましょう!
今回の事故損傷では代替という選択肢もあったようですが、
買い換えるよりはコストが半分ぐらいで抑えられたようです!
修理のご依頼、ありがとうございました。